Bar South Port

久しぶりに,新しいBarを発見。高松は丸亀町のSouth Portというお店。Molt & Food Barの"Food"がちょっと気になったけれど,実際行ってみたら,気にならなかった。

美由紀さんとおっしゃる女性のバーテンさん,まだバーテンは2年目の20代の方だそうですが,なも 好みのきちんとしたサービスをしてくださいました。

後で,web siteを見たら,本当はイタリアンが出てくるらしい。その晩は,なも と友人の2人だけだったこともあって,こちらに合わせてくださったのか。

それよりも,結構広いお店で,ダーツやライブスペースがある。その晩も,ドラムとキーボードで気まぐれライブが始まった。一人はお客さんだそうだ。なも も促されて,"The Long and Winding Road"と"You've Got a Friend"をリクエスト。

楽しかったです。

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Samuel Adams

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 立川の伊勢丹でデパ地下を見たら,久しぶりにSamuel Adamsに出合いました。アメリカの中小醸造所の中では大規模にやっている方だと聞きましたが,地元ではどんな評価でしょう?

アメリカにいたとき,ミラーとかバドとか,アルコール度数は別にして,味としては「水のような」ビールばかりかと思っていたところ,いろいろ「地ビール」があるのを知り,その中ではメジャーな銘柄として覚えました。

ちなみに「通」に言わせると,Samuel Adamsでも「マスプロ」(アンテナ会社の名前ではありません)だそうで,テキサスでShinerが有名だと聞きました。何度か飲みましたが,味はよく覚えていません。

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Edel Pils

ちょっと思いいれのあるビールが「数量限定」とかで市販されています。つい弾みでたくさん買ってしまいました。
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20年近く前のビール多品種時代に市販されていたのですが,多品種時代が終わるとともに市販されなくなり,ある時期まで(なもが知っているのは,平成9年ころまで),頒布会の商品としては入手できましたが,その後は恵比寿のビアホールなど,一部のお店でしか飲めなくなりました。

今回は何を思ったか市販に踏み切られたようです。「爽快な苦味」(refreshing bitter)という歌い文句は消え,缶のデザインも昔とは変わりましたが,味は変わっていないように思います。(きっと,変わっているのでしょうが)

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久しぶりのカポネ

 名古屋・富士塚町のバー・カポネに行った。まだ7時過ぎで客は なも だけ。普段「おすすめ」は無視するのだが,ズブロッカ・サワーと聞いて試しに頼む。「ズブロッカのカクテルがあるんですね」「基本的にウォッカと同じ使い方です。春の香りかなと思いまして」ズブロッカは瓶に草の茎が入っていて,その匂いがする。それは草原→春というイメージを作るようだ。

 2杯目はドランブイが目について「これを使ったカクテルがあったと思うのですが」「ラスティ・ネールですね」球状に削った氷を入れてオンザロック。ふむふむ。

 3杯目,「何かラムのおいしいのを」「では,こんなのはいかがでしょう」「じゃあストレートで」なかなか香りが良く,楽しめたが,酔いも回り始めていて,初めて見た銘柄は覚えられず。

 1時間くらいの在店中,ずっと なも 一人だったので,ついマスターと奥様に2杯ずつ勧めてしまった。迷惑でなかったならいいのだが・・・

 4杯目は少し薄めにしてテキーラ・サンライズ。このへんで,頼んだ少な目のチーズ盛り合わせもなくなり,9時を回ったので帰ることにした。ちょっと,ゆったりした気分を味わった。

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閉店

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21年前,初めて東京に出てきたとき,ふりで飛び込んだお店がここでした。目黒の権之助坂の途中にあります。カクテルのイロハをマスターに教わりました。なも 自身は,目黒の近くに住んだことはなかったので,めったにお邪魔できなかったのですが,東京を離れたときでも年賀状だけは送っていました。

11月の下旬に「12月27日で閉店します」というはがきをもらいました。なも が初めてお邪魔したころは,店に入る道が通り抜けられるようになっていたので,まだ良かったのですが,今はそこも行き止まり。駅の方から下っていっても,手前の焼き鳥屋の看板でほとんど看板が見えない状態です。

マスターにうかがったら,バブルがはじけたころから段々景気が悪くなって,最近は借金がたまるばかりだったとのこと。端正ないでたちでシェイカーを振っていらっしゃったマスターが,深夜のアルバイトもなさっていると聞いて驚きました。

25日から27日にかけてお別れ会をされるとのことですが,とても行けないので,先日ちょっとご挨拶に行ってきました。

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まほらま

実家の近くなので、一度行ってみようと思っていた「まほらま」。10月中頃に行ったのだけれど、うーん、なも に はちょっと合わなかった。

でも,関東からわざわざいらっしゃった方々は絶賛していらっしゃる。

あんとき,一緒にいた客がうるさかったからいけなかったのかなあ。でも,お店の人が気軽に煙草を吸われるのは,少し違和感があった。それから・・・,うーん・・・

まあ,いいか。

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「真澄」が買える店

websiteで「真澄が買える店」を探して出かけた。確かに見つかったが,駐車場に車はほとんど止まっていない。店の外観も何となく寂れた感じ。なも が車を止めると,店の中から御主人らしい人がこっちを見ている。「暇なのかなあ?」

店に入ると,客は誰もいない。しかし,確かに「真澄」の「本醸造あらばしり」と「純米吟醸あらばしり」があった。後者は初めてお目にかかる品。

それだけではない。スコッチ・シングルモルトの樽出しが何種類か置いてある。何やらアンティーク風の木箱に入った,プレミアが付いていそうなウィスキーもある。

結局,「真澄純米吟醸あらばしり」を買ったのだけれど,「ああ,好きなのでなくなる前にまとめて買っておくんですよ。えっ?websiteに載ってた?醸造元が登録してくれって言うんで,どうぞって言ったんだけれど,本当に載ってるんだ」。スコッチの話をすると,「個人的に好きなんで,置いているんですよ」とこのと。

これで,なも はこの町でも遊べそうだ。

(千葉県の米屋商店という酒屋さんのお話でした)

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ウィスキー

事情があって,身の回りの物を整理する必要が生じたので,おみやげで買ってきて残っていたウィスキーを飲み始めた。確か,ロンドンのヒースロー空港で買った,スコッチの「同一銘柄熟成年数違い飲み比べ」とでも言うべきセットである。

ウィスキーは寝る前にストレートでちびちびやるものと決めていたが,最近そういう機会は余りなくなった。そもそも,「寝る前に飲む」ということを控えているし,350mlの缶ビール1本でも眠くなってしまうので,「飲む前に寝て」しまっていることも多い。そこで,夕食時に水割りで飲むことにした。

グレンフィディック,ラフロイグ,グレンリベットなどの「熟成年数違い」があるのだが,複数を同時に空けるのはちょっとと思うので,熟成年数違いでの「飲み比べ」はしていない。水で割ってもやっぱりラフロイグと思ったら,「蔵出し58度」とかだった。グレンフィディックは なも には,スコッチの標準のように思えるが,本当にそうかどうかは知らない。

久しぶりにウィスキーの香りをかいだら,何かが思い出されるような気がしたのだが,具体的に何だかはよく分からない。独りでバーへ行ったときの思い出だろうか。大切な人と2人で居るときにウィスキーを飲んだ思い出だろうか。それとも,もっと若いころに,コンパで飲んだ思い出だろうか。

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梅田のPEKO

前回の「海峡亭」ほど大ヒットではないのですが,ハズレではありませんでした。阪急梅田駅のそばです。

2階もあって,マスターのほかに,首席のバーテンさん1人,次席のバーテンさん2人,見習いさん1人といったメンバー。シェイカーを振るのも,お水を出すのも,首席のバーテンさんだけに許されているようでした。

近くの「リュータン」という台湾料理店で,ビールと紹興酒を少し飲んだ後でしたし,あわただしい出張の晩で,少し疲れていたのですが,アレキサンダー,アラスカ,スコッチモルト協会のお酒などを飲みました。

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明石の海峡亭

久しぶりに新しいバーに出合いました。明石駅近くの「海峡亭」というお店です。

出張で近くのビジネスホテルに泊まり,夕食のお店をフロントで紹介してもらったら,カウンター席の向こう側では誰も調理していないし,店員も慣れない若い人が多くて,ちょっと期待はずれでした。(お料理は悪くなかったのですが・・・。)

そこの店員のおねえさんに「ショット・バーはない?」と聞いたら,「すぐそこに1軒・・・」と言われたのですが,店の前でちょっと雰囲気が合わなかったので,もう一回りしました。魚の棚通りにはお寿司屋さんもありましたが,今から寿司を食うのもと思い,さらにふらふら。

最初の方で見かけた小料理屋風のお店を試してみようかと思いながら歩いていると,確か「名酒」という文字が目に入ったと思います。大昔にふらっと見つけた目黒の「岩永」も「名酒バー&スナック」と書いてありましたし,これはいけるかなと思い,階段を上って2階のお店のドアを開けました。

カウンターには常連らしいお客さんが一人。後ろのお酒の並び方もよさそう。勘は当たったようでした。座るとコースターのほかにペン皿のようなものが出てきたので,「何かな?」と思ったら,「うちはcash on deliveryですから」というマスターのご説明。昔「岩永」で,船員が多い港町のバーなどでは,客がいつ店を出て行ってもいいように,1杯ずつ支払うのだと聞いたことがありました。

なも の気に入るバーの条件ですが,スタンダード・カクテルをきちんと作ってくださることが第一条件(妙なオリジナル・カクテルを下手に作ってくれるのは勘弁)。次に,できればそのお店にしかないような珍しいお酒が飲めること。この晩は,珍しいラムと,珍しいリキュールを飲ませてもらいました。(飲み過ぎて,名前は忘れました。)

後から何人かいらっしゃったお客さんたちも,いい雰囲気の方たちでしたし,隣に座った地元の方との会話も楽しめました。多分6,7杯飲んでいましたから(久しぶりに「お強いですね」と言われてしまった),旅先でこのまま帰してはホテルに着けないかもと心配してくださったのでしょう。お客さんが一人,ホテルの方まで着いてきてくださいました。

後からネットで見ると,地元でも「知る人ぞ知る」のバーだったようです。

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真澄「吟醸・あらばしり」

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この地へ来て初めて,地元のスーパーでこのお酒を見つけました。出会ったのは,17年くらい前。当時住んでいた田舎の酒屋さんで,妙に日本酒にうるさい主人が,「これは7号酵母というのを使っていてね。」とか,「『生酒』というのは火入れはしていないけれど,割り水をしているもの。『あらばしり』というのは割り水もしていないもの。だから,度数が少し高くなっているでしょう。」などと,いろいろ教えてくれました。(大手メーカーの日本酒を買おうとすると,「こっちの方がいい」などと薀蓄をたれられるので,うるさがっている人も少なくありませんでしたが・・・)

宮坂醸造という,長野県諏訪市の蔵元が作っているお酒です。

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Bar CAPONE にて

第一場面 8時ころ,お店に上がったら,マスターと奥様がカウンターに伝票の束のような物を広げていらっしゃって,「いいですか?」と入ると,一瞬戸惑ったような表情を見せられた。「ひょっとして,何か取り込み中だったのかしらん?」と思ってしまった。

第二場面 White Ladyを注文。まだ,マスターは何となくそわそわしていらっしゃる感じ。でも,お仕事はいつもながら丁寧で,ジュースはすべて生絞り。

第三場面 「眼鏡をかけてコミカルになっていない麻生祐未」のような女性が入っていらっしゃって,「一杯だけでもいいですか?」と尋ねる。奥さまが「ええ,どうぞ。」と答える。

第四場面 少し年配の男性と,それより少し年下らしい女性がいらっしゃり,隅の方のテーブル席に座る。カンパリ・ソーダと,カンパリ・ジュース?を注文。

第五場面 キャピキャピした若い女性がいらっしゃる。どうやら常連のよう。仕事帰りに食事をしながら少し飲むということらしい。

第六場面 上の二人連れが帰られる。

第七場面 第五場面の女性のお友達で,同じような雰囲気の女性がいらっしゃる。「きょう,めっちゃ応対の悪い店員がいてねぇ,えらいむかついた。」等など。ふだんなら違和感を覚える話しぶりだが,落ち着いたマスターと奥様が合いの手を入れられるせいか,落ち着いたお店の雰囲気のせいか,むしろ楽しんで聞けた。こうするうちも,さっきの麻生祐未さんは,黙ってマッカラン12年のロックをすすり,つまみの枝付きレーズンを少しかじる。

第八場面 麻生祐未さんがチェックをされる。奥様「お近くですか?」麻生さん「ええ。一度来たいと思っていたのですが。」奥様「またおいでください。」麻生さん「お休みはいつですか?」奥さん「一応,無休なんですが,一日だけはお休みです。」麻生さん「そうですか。じゃあ,一日以外にまた来ます。」

第九場面 麻生さんが帰られて一呼吸置いた後,私もチェック。4杯飲んだので,1杯の麻生さんの4倍くらいと予想していたら,以外に安かった。私「これだけでいいんですか?」マスター「えっ?ちょっと待ってください。(計算を確認するために戻る。)」キャピギャル「わー,いいお客さん。自己申告だ。」マスター(私の方にいらして)「やっぱりこれで間違いないですよ。」私「ああ,そうですか。じゃあ,これで。/ごちそうさまでした。」

何か,満足したひとときでした。注文したお酒は,White LadyのほかOLd FashionとMoscow Mule。あと,奥さんにスコッチのソーダ割り=ハイボールを飲んでいただきました。

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横浜のバー

実は,横浜には6年「在籍」しました。(途中1年半はよそに出張していました。)当時は,子供が小さかったので,余り出歩かなかったのですが,独身時代に見つけた「アテネ」には,たまに行きました。「レストランバー」とあるから,昔とは少し変わったのかもしれませんが,昔行ったころ,バーテンさんはみな女性で,だけどお酒の知識はちゃんとあって,ちょっとギリシャ料理もつまめるというので,なかなか気に入っていました。

京急上大岡駅近くの「C&D」(略称)は,本格的バーで,御主人はスコッチモルト協会とかの会員でいらっしゃいます。奥様と2人でやっていらっしゃって,奥様はお料理専門です。御主人の薀蓄がちょっと多過ぎるかなあと思う程度で,気に入っていたのですが,あるとき,普通の人の平穏な生活を脅かしておきながら,「いかにも小市民っていう感じでさぁ・・・」などとうそぶく客が,どうやら常連らしいのを知って,ちょっと足が遠のきました。

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お酒の思い出(2)-カクテル

初めて飲んだカクテルはジン・フィズ。当時はカクテルの入門編と思っていましたが,炭酸水で割ったロング・ドリンクで飲みやすいだけ。決してアルコール分が少ないカクテルではありません。(大昔は,これやスクリュー・ドライバーを女性に飲ませて・・・,などという話がありましたが,いまどきジン・フィズやスクリュー・ドライバーが「飲みやすいけど強い酒」であることを御存じない女性も少ないだろうと思いますが。)

ショットバー巡りのきっかけになった目黒・権ノ助坂の「岩永」に初めてお邪魔したとき,「転勤前の送別会続きで,少し胃が弱っているのですが・・・」と言ったら,作ってくださったのがホワイト・レディ。ジンベースで,コアントロー(ホワイトキュラソーの代表的商品)とレモンジュースが入ります。

ホワイト・レディのベースをブランデーに変えるとサイド・カー。さらに,サイド・カーのレモンジュースを減らして,代わりにホワイト・ラムを入れるとビトウィン・ザ・シーツ(between the sheets)で,まさに寝床の中で寝酒として飲むという意味合いがあるらしいです。(最後のは,シェイクすることで飲みやすくなっているだけで,基本的にはアルコール分40度以上のお酒を3種類混ぜたものですので,万一ご注文になるときはお気をつけください。)

ホワイト・レディからビトウィン・ザ・シーツへの「流れ」は,割と気に入っているラインナップで,どこにでもある(べき)スタンダード・カクテルなので,「どんなふうに作ってくださるかなあ」とちょっと様子を見る意味でも,初めてのお店では大抵注文します。

ちなみに,モスコ・ミュールは大抵甘いジンジャエールで作りますが,これをジンジャビアで作るお店もあります。「少しこだわっている」ということになるかもしれません。(「エール」もイギリスのビールの分類名なので,「元々は日本で言う『ビール』(beer→ビア)で作っていたのだよ」というお話を聞いたこともありますが。)

話し出すときりがなくなりそうですので,一旦切ります。

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お酒の思い出

お酒を初めて飲んだのはいつだろうか?多分,小学5年の夏,父の勤務先の海水浴について行って,ビールをコップに1杯くらい飲んだときだったように思う。その後,ときどき「ちょっと一杯」飲ませてもらっていたが,お正月に母の実家へ行ったとき,調子に乗って「冷で一本」と言ったら怒られた。まだ,小学生だっただろうか?とんでもない奴だ。

少し本格的に飲んだのは,高校の体育祭の打ち上げ。学生が「コンパ」をやることが多い店に行って,初めはみんなでカクテルを一杯ずつ頼み,それは何も言わずに出してくれたが,その後「せんぱーい」と叫ぶ2年生たちが来て素性がばれ,調子に乗った仲間が「ボトルキープを」と言ったところ,マネージャーと思しき人が出てきて,「お出ししかねます。」と言われた。

同じころ,仲間とスキーに行ったとき,大きなマグカップのようなものに,なみなみと注いだ日本酒をぐいっと飲んだが,寒かったせいもあったのか何ともなかった。仲間は,「みんな飲むとは思わなかった」と,少しあきれていた。大学1年のとき,ヨット部の合宿所での飲み会で,先輩が「飲めるか」と聞くので,「じゃあ」とばかりビールの大瓶を一気にラッパ飲みしたら,「こいつに飲ましても面白くない」と,もうついでくれなくなった。

大学時代は,大抵「8人様につきオールド1本」みたいなパブで「コンパ」をすることが多く,ウィスキーは水割りで飲むものと思っていた。けれど,4年生のころ,意中の人と多分初めて2人で飲んだとき,彼女がロックで飲んでいたのに刺激され,その後は自分もロックで飲むようになった。

就職して2年目に取引先と合同でお花見をしたとき,当時気になっていた取引先の女性にそそのかされ,学生時代と同じ気持ちでどんどん飲み,ついに「日本酒のファンタ・オレンジ割り」まで飲んでしまったところ,生まれて初めて人事不省に陥り,救急車で運ばれた。半年くらい後に職場の昇進試験に受かったとき,その女性がお祝いを両社合同で主催してくれ,そのときのウィスキー・オン・ザ・ロックは格別おいしかった。

(この項,続く・・・予定。)

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ウィスキーの香り

前の記事にいただいたコメントの中で,「ウィスキーはゴムのような臭いがする」というお話がありましたので,ウィスキーのティスティングのときに使われる香りの表現について,ちょっと手元の本(福西英三 1992 ウィスキー入門 保育社カラーブックス834)を見てみました。以下は,著者がバランタイン社の資料を翻訳されたものの一部を,私が勝手に少し言い換えたものです。(番号は見やすいようにつけただけです。)

1 フェノール香:薬品くさい,ピート香の爽快な香りが強い,燻製のようなにおい
2 蒸留由来の香り:皮のような,タバコ臭い,汗臭い,生臭い
3 穀物様:ゆでたジャガイモのような,ゆでた野菜のような,トーストの香り,麦芽の香り,籾殻の香り
4 アルデヒド香:乾草のような,青草のような,花のような
5 エステル香:華やかでふくいくとした,りんごや洋梨のように甘く華やかな,(有機)溶剤のような
6 甘い感じ:グリセリン様の,蜂蜜のように重く甘い,バニラ・エッセンスのような
7 樽由来の香り:生々しい木香のある,熟成樽による複雑香のある(シェリーやバーボンの空き樽の香り),欠陥樽によるむっとくる臭い
8 脂肪香:ナッツのような,バターのような,上質石鹸にある脂肪性の抱擁力のある香り,酸化した
9 酸っぱい感じ:うんざりする感じの,チーズのような,酢のような
10 硫黄臭:ザウアークラウトのような,ゴム臭い,石炭を燃やしたような,どぶ臭い
11 平板でダレた感じ:土臭い,かび臭い,吸収紙の臭い,金属臭のある

この中に,確かに「ゴム臭い」という表現もあります。洋酒が嫌いではないけれど,ウィスキーは香りが苦手だという方は,一度熟成年数の長いもの(12年以上)を飲まれてはいかがでしょう。私は,まだ自前ではあのカラメル味のオールドしか飲めないころに,たまたま「ロイヤルサルート」(シーバスリーガルの21年もの)を飲ませてもらって,「魅せられ」ました。

ところで,お酒なんて,所詮嗜好品ですから,何が好きだろうがそれは自由だと思いますが,一昔前に海外旅行にお土産として高いブランデーは買ってこられるのに,高いウィスキーは買ってこられないのが少し不思議でした。確かに,お金持ちの「ホームバー」には高いブランデーとブランデーグラスがあって,「ブランデーはねぇ,こうして手のひらで暖めてねえ・・・」というのが,「絵」になった時代があったと思いますが,そんなにブランデー愛好家は多くないのではないでしょうか?(キャバクラとかの宣伝では,なぜか飲み放題の酒類の中に,ウィスキーでなくブランデーが入っていることが多いようですが。)

それで勝手に反発して,一時期は海外旅行に行くと21年もののウィスキーばかり買ってきたことがありました。(今,『世界の名酒事典2004』(講談社)を見てみましたら,ウィスキーでは,限定品など特別なものを除くと,市場価格99,000円となっている「マッカラン30年」などが,一番高い部類のようです。ブランデーでは20万円てなものもあるようですが,めちゃ高い容器に入っているぶんが大分加わっているのではないでしょうか。)

最近は,余り度数の高いお酒を飲まないようにしているので,昨年のお正月にロンドンで買ってきた「ウィスキー熟成年数違いセット」4セットも,まだ半分以上残っていますし,横浜に居るとき元町で気まぐれで入ったお店で買ったシェイカーも,最近は余り活躍していません。

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珍しそうなビール

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地元の三桝屋というやや高級志向のスーパーで見つけた輸入ビールです。

「Lone Star Beer」は正真正銘,テキサスのビールです。("lone star"というのはテキサス州の愛称で,テキサス共和国の国旗の星が一つだったことに由来しています。)

もう一つはAmiraaliビールというもので,ラベルに載っているのは何と東郷元帥なのですが,ネットで調べたところ,これはオリジナル(フィンランド産)の復刻版(オランダ産)だそうです。

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